60分でわかる遺伝子の科学 - 現代科学研究所

分でわかる遺伝子の科学 現代科学研究所

Add: mesyw10 - Date: 2020-11-28 01:27:51 - Views: 3889 - Clicks: 6128

子宮頸がんは、子宮癌の約7割を占め、30代後半の年代をピークとし、年間約1万人の方が罹患し、約3,000人の患者さんが亡くなるがんです。最近では20~30代の女性にも増えてきており、少子化が社会問題化している昨今、子宮頸がんの発症予防や治療が喫緊の課題となっています。 ヒトパピローマウイルス(HPV)は、子宮頸部に病理的な所見がない女性でも10~20%、海外では性行為を経験した女性の50~80%がHPVに感染すると報告されています。幸いにも、このウイルスが感染しても90%以上のケースでは2年以内にウイルスは自然排出されると考えられているものの、残りの10%程度では自然に排出されず、数年から数十年に渡って持続感染し、子宮頸がんに進展すると報告されています。 子宮頸がんはHPVが主たる原因であるため、HPVに対するワクチンを接種することによって発症を予防できる可能性が海外の研究から報告されました。 HPVには100種類以上の亜型が存在しますが、16型、18型による感染が60%を占め、この2つの亜型に対するワクチンが、本邦では年、年にそれぞれサーバリックス(Cervarix:16型、18型の2価ワクチン)、ガーダシル(Gardasil:16,18,6,11型の4価ワクチン)が製造販売認可を受け、延べ330万人以上の日本人女性に接種されました。対象は14~16歳を中心に筋肉内に3回接種されています。このワクチンを接種すると、各HPVの亜型に対する血液中の抗体が産生され、子宮頚部でHPVの感染を防ぐことが報告されていますが、作用機序の詳細は、いまだ明らかになっておりません。なお、約8年間は子宮頸がんの発症予防効果を有することが実証され、20年間は高い抗体価*1が維持される製薬会社の研究では推定されています。 しかしながら,本邦では、約2,500人(0. 5%のDNAは何のために存在するのか、大きな謎を突きつけられた。 ふたつめの謎は、判明した遺伝子の数によってもたらされた。従来は、生物の複雑さは遺伝子そのものによって決まると考えられていたが、複雑な社会生活を営むヒトの遺伝子の数は、ヒトより単純な生物と考えられるマウスのそれとほとんど変わりはない。だとすると、生物の複雑さは何によって決まるのか――。 「ほかにもゲノムや遺伝子だけでは説明できないことはいろいろあります。たとえばヒトはおよそ60兆個の細胞を持ち、機能や構造で200種類ほどに分けられますが、同じ一揃いのゲノムを持つこれらの細胞が、髪の毛なら髪の毛、心臓なら心臓へと決まった細胞へと分かれるのはなぜか。あるいは、一卵性双生児はまったく同じゲノム情報を持ちますが、まったく同じ個体にならないのはなぜか。そうした謎への興味が、生物学の研究を次のステージへ進める原動力になりました」(白髭教授) 「ゲノム」や「遺伝子」だけでは説明できない生命の謎に挑む研究を、総称して「エピゲノム」という。今では研究が大きく進み、染色体中のDNAやタンパク質に起こるさまざまな化学変化が遺伝子発現のスイッチを切り替えること、何の役に立つのか分からず「ガラクタ」と思われていたDNAが多様な機能を持つことなど、興味深い現象が次々と明らかにされつつある。. 現代科学研究所作品ほか、お急ぎ便対象商品は当日お届けも可能。 また60分でわかる遺伝子の科学―ヒトゲノム計画はここまで進んでいる! Nature 464,京都大学 ビールの華やかな香りをつくるホップの遺伝子の発見 第27号 年3月3日発行 ( PDF 2,928 KB ). ③ 子宮頸がん予防ワクチン Q&A (出典:厚生労働省ホームページ). 国立遺伝学研究所 教授 斎藤成也/日本の遺伝的な類似性について検討すると、やはり近くの地域は似てくる、と考えたくなる。だが、斎藤成也氏によれば、必ずしもそうではないという。例えば、東北は沖縄に似ており、出雲は東北に似ている。一体これは何を意味するのだろう。(全11話中. 60遺伝子解析で全14項目の生活習慣病リスク(肥満、動脈硬化、高血圧など)が分かる。ダイエット遺伝子検査も入ったお得なパッケージ。 美容 健康; 60遺伝子 解析.

KAKEN - 科学研究費助成事業. そして「遺伝子は情報」です。←^^ 1つの生物が、生物として成り立たせるために必要な 60分でわかる遺伝子の科学 - 現代科学研究所 「全部の遺伝子の情報」のことを「ゲノム」と、呼びます つまり、生命の設計図って事です. 【分子生物学の基本をしっかり学べる!】 分子生物学の根幹をなす「セントラルドグマ(遺伝子DNA⇒RNA⇒タンパク質)」を軸にして、生物に共通のしくみである複製、転写、翻訳をしっかり解説。いま注目のRNAに関する最新の話題も網羅しています。 また、豊富に挿入されたイラストや図が. 本研究成果は、英国科学誌「Molecular Biology and Evolution」に、1月20日(月)21時00分(日本時間)に公開されます。 図1:バイオバンク・ジャパンの17万人のゲノム情報より得られた、日本人集団の適応進化に関わる29の遺伝子領域. 理化学研究所 環境資源科学研究センター 適応制御研究ユニット ユニットリーダー 瀬尾 光範(せお みつのり) 特別研究員 佐野 直人(さの なおと) 環境資源科学研究センター バイオマス工学研究部門 セルロース生産研究チーム チームリーダー 持田 恵一(もちだ けいいち). 60歳くらいの男性の恋・・・ 60歳くらいで、奥さんも子供も孫もいる男性が、30代の娘より若い人を(不倫しようとまでは思わなくても、プラトニックに)女性として意識することはありますか?.

. 『毎日が科学の目』( 講談社 1987年) 『子供の「なぜ」に答える本 親と子の科学教室』(php研究所 1987 のち文庫 ) 『生命科学と人間』(日本放送出版協会nhkライブラリー、1989年) 『生命誌の扉をひらく――科学に拠って科学を超える』(哲学書房 1990年). いまでは生物学の研究に没頭する白髭教授は、もともと生物学を志していたわけではない。 「高校生のころは数学者を目指していました。けれども大学に入って半年で授業についていけなくなって断念し、その後、超伝導に量子分光学と、物理や化学の分野を目指したこともありますが、それも教授に『向いていないから辞めたほうがいい』と言われて諦めました」と、苦しかった昔を振り返る。 それでも研究者を目指したのはなぜなのか。生物学の道に進んだきっかけは何だったのか。 「テレビ局に就職して科学の教育番組をつくりたいと思った時期もありますが、『お前が就職するのか』と友人に笑われまして. 時間の単位で、1時間 = 60分、1分 = 60秒である。また角度の単位でも、1度 (°) = 60分 (′)、1分 = 60秒 (″) である。このように 60 を1単位として数えるものは自然界に数多く存在し、六十進法とも呼ばれる。 60° = π / 3 (ラジアン)。.

染色体は、ゲノム情報のすべてを保持し、遺伝子が発現する場であると同時に、さまざまなエピゲノム現象が起こる場でもある。 白髭教授は、エピゲノム現象を引き起こすひとつの因子である「コヒーシン」と呼ばれるタンパク質に注目する。コヒーシンは2本の染色体をつなぎとめる働きをするリング状の形をしていて、専門用語では「姉妹染色分体接着因子」とも呼ばれる。コヒーシンをつくる遺伝子に変異があると、セットになるべき染色体がばらばらになり、細胞分裂の際の染色体の分配がうまく機能せず、個体の発生に大きな支障を来す。 さらに、同じ遺伝子の変異は、「コルネリア・デ・ランゲ症候群(CdLS)」という先天性疾患を引き起こすことが知られていた。白髭教授はその原因を調べ、年に大きな発見をする。 「コヒーシンは、2本の染色体をつなぎとめるだけではなく、1本の染色体をところどころ、髪を束ねるゴムのように縛り、ループ構造をつくっていることを突き止めました。それには機能的な意味もあり、染色体のゲノムのなかで、転写に使う部分と使わない部分を分ける仕切りの役割を果たしています」(白髭教授) そのため、コヒーシンをうまくつくれないCdLSの患者は、遺伝子の発現プロセスにも異常が生じ、先天的な疾患を発症することになるのだという。 本年3月には、これまでの研究をさらに進展させる成果を『Nature genetics』誌で発表する。CdLSに似た先天性疾患「CHOPS症候群」の原因を解析し、コヒーシンの新たな機能を明らかにしたのだ。米国フィラデルフィア小児病院との共同研究の成果だった。 「DNAの転写は、RNAポリメラーゼというタンパク質が化学修飾されることをひとつの要因として起こります。CHOPS症候群の原因を探索するうち、コヒーシンがRNAポリメラーゼとほとんど挙動を一体にして、DNAの転写を引き起こす重要な働きをしていることを突き止めました。コヒーシンが染色体の大きな構造を形づくるだけでなく、転写装置の一部となって、染色体の機能そのものを担っているのは我ながら大きな驚きでした」(白髭教授). モデル植物のシロイヌナズナでは、世界中から多数の自然変異系統(野生株)が収集されており、それらの系統は遺伝的に幅広い多様性を持っています。共同研究グループはまず、理研バイオリソースセンターから取り寄せた230の自然変異系統の中から、標準的な系統として一般的に研究に用いられているCol-0に比べ、プライミング処理後にも種子寿命が失われにくい系統「Est-1」を見つけました(図1)。 次に、プライミングにより種子寿命の減少が引き起こされる原因を明らかにするため、Col-0とEst-1をかけ合わせて作出された組換え近交系統のうち、プライミング後の寿命が比較的長い系統集団と、短い系統集団のトランスクリプトームを比較するバルク・トランスクリプトーム解析を行いました(図2)。その結果、「ブラシノステロイド」と呼ばれる植物ホルモンの生合成や情報伝達に関わる遺伝子群の発現量が、短命集団で高いことが分かりました。 続いて、シロイヌナズナにおいてブラシノステロイドの生合成に欠陥を持つ変異体det2およびcyp85a1/a2の種子の寿命について調べたところ、野生株(Col-0)の種子に比べて、プライミング後に比較的長い寿命を維持することが分かりました(図3a)。また、Col-0の種子をブラシノステロイド生合成阻害剤(Brz)の存在下でプライミングすることで、寿命の減少が抑えられることが分かりました(図3b)。一方で、Col-0の種子をブラシノステロイドとともにプライミングした場合には、寿命の減少が促進されました(図3c)。このことから、ブラシノステロイドがプライミング処理中に種子の寿命を減少させる原因の一つであることが分かりました。 これまでの研究により、種皮の透過性が、種子の寿命と関連していることが報告されていました。テトラゾリウム染色と呼ばれる手法を用いて調べた結果、長命系統のEst-1では、Col-0と比較して、プライミング後の種皮の透過性が低いこと、さらにdet2およびcyp85a1/a2においては、野生株(Col-0)に比べてプライミングによる種皮透過性の促進効果が低いことが分かりました(図4)。これらのことから、ブラシノステロイドによって誘導される種皮の透過性の増大が、プライミングによる種皮寿命の減少に関与していると考えられます。. セルロース膜上を被検体が試薬を溶解しながらゆっくりと流れる性質(毛細管現象)を応用した免疫測定法である。検体中の抗原は検体滴下部にあらかじめ準備された金属コロイド等で標識された抗体(標識抗体)と免疫複合体を形成しながらセルロース膜上を移動し、セルロース膜状上にあらかじめ用意されたキャプチャー抗体上に免疫複合体がトラップされ呈色し、それを目視により判定する。妊娠診断、インフルエンザ等で応用されている。 ② 東京バイオマーカー・イノベーション技術研究組合(Tokyo Biomarker Innovation Research Association). 今回は「究極の個人情報」と言われる遺伝子情報をめぐる事例について考えてみたい。年9月13日,NTTデータは,社外との複数の共同研究プロジェクトにおける関係者の個人情報および業務関連情報が,同社社員の自宅パソコンからインターネット上のファイル交換ソフト「Winny」ネットワーク.

現代科学研究所 ベストセラーズ, - 222 pages. 21世紀の生物学は、「ゲノム解読」のその先を行く。 年、ヒトのDNAの全塩基配列を読み解く「ヒトゲノム計画」が完了し、ヒトの細胞内にはおよそ2万の遺伝子があることが突き止められた。だが、それによっていくつもの不可解な事実も判明する。 ひとつは、ゲノム情報のうち、タンパク質の設計図となる遺伝子は全体のわずか1. See full list on riken. See full list on shochou-kaigi. ① イムノクロマト法:(一般的な金コロイド法によるもの). タイトル 著作者等 出版元 刊行年月; 60分でわかる遺伝子の科学 : ヒトゲノム計画はここまで進んでいる!

試料中に含まれる抗体あるいは 抗原の濃度を検出・定量する際に用いられる方法. 年金の支給開始年齢は60歳から65歳へ段階的に引き上げられつつあります。会社員として勤めたことがある人の場合、年度以降に60歳を迎える. 独立行政法人 理化学研究所. TOBIRA 通称:とびら tokyo (公財)東京都医学総合研究所では「予防・早診完治、健康増進」を目標に据え, 診断・医療機器の研究開発を促進、市場導入を加速させることを目的に,地方独立行政法人東京都健康長寿医療センターおよび公立大学法人首都大学東京に加え, 国立大学法人東京農工大学、早稲田大学ナノ・ライフ創新研究機構(H26年度発足)と連携してTOBIRA(とびら)を設立し、H23年8月31日に経済産業省大臣認可を受け本格的な活動を開始し、それぞれ特色ある技術基盤を有する企業やバイオベンチャー9社も組合員として参加しています。都立病院等との医療連携により高病原性インフルエンザの遺伝子診断の簡易・高速遺伝子診断法、遺伝病であるファブリー病の早期診断、子宮頸がんワクチン効果判定、高齢者リハビリ効果、筋萎縮を定量的に評価する診断システム、高速画像診断システムおよび未熟児網膜症の診断や治療の研究開発に現在取り組んでいます。将来的には医療IT分野と医工連携による医療機器の研究開発にも取り組みたいと計画中です。. 素活性を持つ複数の遺伝子のうち、特定の遺伝子が系統の異なった食虫植物で繰り返し消化酵素 として進化したことがわかりました(図5)。そして、この特定の遺伝子は耐病性遺伝子(注2) の一つだと推定されました。. CiNii 国立情報学研究所 学術情報ナビゲータサイニィ メニュー 検索 日本の論文をさがす. .

。それで就職する踏ん切りもつかないまま、ずるずると就職の機会を逃してしまいました。『生物なら向いているんじゃないか』と教授に言われたのをきっかけに、生物系の大学院に進学することに決めました」(白髭教授) そのころには大学院の出願期間もほぼ終わりかけ、滑りこむようにして大阪大学医学部医科学修士で生物の研究を始めたという。 取り組んだのは、酒や醤油、味噌の発酵にも使われる酵母の遺伝の研究。単細胞生物だがヒトと同じく細胞内に核を持つ「真核生物」で、そのとき培ったことが、今の研究に続く土台となっている。 それから20年以上、染色体やゲノム、遺伝子と向き合い続けてきた。図らずも歩み始めた道の魅力を、白髭教授は次のように語る。 「染色体には、生命を生み出すすべてがあります。たったひとつの受精卵が細胞分裂を繰り返し、生物の体はつくられます。そのプログラムのすべてを明らかにしたい。染色体からどうやってヒトがつくられるのか。その謎の解明に、自分の足で一歩一歩近づけるのは、基礎研究ならではの醍醐味です」 この飽くなき好奇心こそ、研究を支える原動力だ。人間はどこまで生命のメカニズムを理解できるのか――。白髭教授は、今日も生命の謎に挑み続ける。. 60分でわかる遺伝子の科学: ヒトゲノム計画はここまで進んでいる! Webcat Plus: 現代科学研究所. 染色体は、細胞の核の中に存在する。細胞分裂のときに複製され、新たに生まれる細胞に引き渡される。このとき染色体は、生物個体が同一性を保持し、子孫に遺伝情報を伝えるうえで重要な働きをする。すなわち染色体は、生物の遺伝情報を保持・伝達するメディア(媒体)と言える。 東京大学分子細胞生物学研究所の白髭克彦教授は、この染色体を題材に、いかにして生物はたったひとつの受精卵から複雑な機能を持った個体になるのかという、生物学のもっとも深遠な謎のひとつに挑む。 「染色体は生命を生み出すプラットフォーム。その機能と構造の全貌を明らかにしたい」 白髭教授はその一心で、20 年にわたり研究に取り組み続けてきた。 人類が染色体を発見したのは19 世紀半ばに遡る。細胞分裂の様子を観察していた研究者が、細胞の分裂と歩調を合わせるように等分される紐状の物体に気づき、この物体は色素によく染まることから、後に「染色体」と名付けられた。 20 世紀に入ると、生物学は大きな飛躍を遂げる。染色体が遺伝に関わることを実証し、染色体に含まれるDNA の塩基配列が、生命活動を司る重要物質「タンパク質」の設計図であることを突き止めた。塩基というのはDNA を構成する主要部品のひとつ。4種の塩基が存在し、その並びによってタンパク質のつくられ方が決まる。 現代生物学では、ひとつのタンパク質をつくるDNA の塩基配列のことを「遺伝子」と定義する。また、DNA の塩基配列からタンパク質がつくられることを、遺伝子の「発現」あるいはDNA の「転写」という。. 遺伝子変異のモザイク化と病気の発症 ・dna物語(17) 遺伝子クローニングとdnaの 塩基配列決定 ・時事トピックス 眼は再生する 決まった形をもたないタンパク質 「かずさdna研究所ニュースレター」第43号: 年7月7日発行(pdf 3,650 kb).

理化学研究所(理研)環境資源科学センター適応制御研究ユニットの瀬尾光範ユニットリーダー、佐野直人特別研究員、セルロース生産研究チームの持田恵一チームリーダーらの共同研究グループ※は、「プライミング」と呼ばれる種子処理後の種子寿命の減少には、植物ホルモンの一種である「ブラシノステロイド」が関与することを明らかにしました。 種子の発芽は作物生産における出発点として重要な現象であるため、市販の種子には発芽力を向上させるプライミングと呼ばれる種子処理が施されています。一方で、プライミング処理は副作用的に種子の寿命を減少させる場合があります。これは、市場での種子の流通・保存の面を考えた場合には不都合です。そのため、斉一かつ素早い発芽と、種子の寿命を両立するため、プライミングによる寿命減少の分子機構の解明が求められていました。 共同研究グループはまず、シロイヌナズナの自然変異系統(野生株)群の中から、一般的な研究に広く用いられている系統Col-0に比べてプライミング処理後にも種子寿命が減少しにくい系統「Est-1」を見つけました。Col-0とEst-1を用いた遺伝子発現の比較から、ブラシノステロイドと呼ばれる植物ホルモンがプライミング処理による種子寿命の減少に関連することが示されました。プライミング処理中にブラシノステロイド処理をすると種子寿命の減少が促進され、逆に、ブラシノステロイドの内生量が低下した変異体やブラシノステロイド生合成阻害剤処理をした種子ではプライミングによる種子寿命の減少が抑えられることが明らかになりました。これらは、ブラシノステロイドが種子の寿命の減少をさせる原因の一つであることを示しています。さらに、ブラシノステロイドによって誘導される種皮の透過性の増大が、プライミングによる種子寿命の減少に関与していることも分かりました。. さらには、生物が細胞内に持つ、その生物を生物たらしめるDNAの全塩基配列を「ゲノム」と呼ぶ。 ヒトの細胞には23対46本の染色体が存在し、つなぎあわせると全長2mにもなる。1mmの100分の1ほどの小さな細胞の中に、2mもの染色体が折り畳まれているのも驚きだが、その中には約30億ものDNAが含まれている。その塩基配列情報が「ヒトゲノム」というわけだ。 白髭教授は、このゲノム情報を読み解き、染色体の機能と構造の全貌解明を目指す。 「染色体の機能というのは、要するにDNAとタンパク質の相互作用です」と白髭教授。 DNAの転写開始はタンパク質によって引き起こされ、DNAの情報を読み取って別種のタンパク質がつくられる。それがまた、別のところでDNAの転写開始のスイッチとなる。 このDNAとタンパク質の相互作用は、ゲノム上のあちこちで時々刻々と起こる。 白髭教授が目指すのは、その様子を俯瞰的かつ包括的にとらえることだ。 自らの取り組みを、教授は次のように表現する。 「わかりやすさのために尺度を100万倍にすると、新幹線の新青森駅から鹿児島中央駅まで、全長およそ2,000kmの線路上で、動き回る無数のてんとう虫をひとつ残らず見つけ出すようなものです」 2mの染色体を100万倍にすると2,000kmの線路とほぼ等しく、100万倍にしたタンパク質の大きさは、だいたいてんとう虫ぐらいになる。この途方もない探索を行なう武器となるのは、「次世代シークエンサー」と呼ばれる最先端のDNA解析装置と、白髭教授が開発した解析技術だ。. 東京医科歯科大学と富士通研究所、「富岳」を用いてがんの遺伝子ネットワーク分析を1日以内に実現説明可能なaiによるがん遺伝子ネットワーク解析を高速処理し、がんのメカニズム解明に貢献 国立大学法人東京医科歯科大学(注1、以下 東京医科歯科大学)と株式会社富士通研究所(注2.

平成20年より東京都はインフルエンザやがんに関し、診断法や治療薬の研究開発を積極的に推進してきました。この度、(公財)東京都医学総合研究所の芝崎 太研究員らは、東京バイオマーカー・イノベーション技術研究組合(TOBIRA)の組合員である大学、企業ならびに都立病院などとの産学医連携体制を通し、イムノクロマト法を用い、血液一滴以下というごく微量の血液サンプルを用いて、採血後15分以内にHPV16型、18型に対する血中抗体価を測定できるキットを開発することに成功しました。 本キットは、従来の金コロイド*2を使用する方法とは異なり、測定原理として二次抗体による酵素反応を用いて血液中の抗体を検出するため、抗体価を高感度に測定することが可能になりました。さらに、血液サンプル量がごく微量でも測定可能ですので利便性にも長けています。 なお、本キット判定は、200名以上のワクチン接種者の協力を得て、三重大学、がん感染症センター都立駒込病院、女性と心のクリニックなどの医療機関で実施されました。判定は目視により8段階で実施され、従来のELISA法*3と相関することも示されました。さらに、16型と18型の亜型に対する抗体価も個別に測定することが可能であり、有効血中抗体価が持続しているかどうかの判定にも有用であると考えられています。. 人間の体重を大きく左右する遺伝子が英国の調査研究によって発見された。それは「メタボリズム(代謝作用)」ではなく、「食欲」に関する. 多くの植物種において、形成直後の種子は休眠性を持ち、地上に落ちてからも生育に適した条件下ですぐに発芽しない場合があります。このような性質は、植物が過酷な環境の変化を乗り越え、子孫を繁栄させるために重要です。 一方で、種子の発芽は作物生産の出発点であり、生産者の作業効率や最終的な収量にも直結する重要な現象です。そのため、休眠性が高いことや、ばらついていることによる不発芽、もしくは不斉一な発芽は好まれません。特に機械化や植物工場を含む施設栽培が進む現代農業では、コスト削減や作業の効率化のため、種子の発芽力の向上が以前にも増して求められています。このような問題を解決するために、市販の種子には発芽力を向上させる「プライミング」と呼ばれる種子処理が施されています。 種子のもう一つの重要な形質として、寿命が挙げられます。種子の寿命は植物種によって異なりますが、時には数百年もの長期間にわたり生き延びるといわれています。しかし、上記のプライミング処理では、発芽を促進する一方で副作用的に種子の寿命を減少させる場合があります。これは、市場での種子の流通・保存の面を考えた場合には不都合です。そのため、斉一かつ素早い発芽と、種子の寿命を両立するため、プライミングによる寿命減少の分子機構の解明が求められていました。.

63歳の男性と交際しています。私は50代です。Hですが、60過ぎるとやっぱり減退ですか?いわゆる勃起障害みたいな、一瞬元気でもすぐしゅーんとなって全く行為ふかのうです。60代の男性ってそんなもんですか? - 高齢者・シニア 締切済 - /01/27 | 教えて!goo. 東洋医学の叡智である「未病」ですが科学的根拠は、ほぼありません。医療発展のために未病研究を進め、漢方薬の「うつに対する有効性」を証明したい。 - クラウドファンディング READYFOR. 「phpサイエンス・ワールド新書」のご案内。身近な「なぜ」「なに」を大事に、魅力的なサイエンスの知の世界へと、読者. ブラシノステロイドは発芽を促進するために必要であると考えられますが、その作用が強いと、プライミング処理中に発芽の過程を過剰に促進してしまい、その結果として寿命が減少すると予想されます。今回の研究では、ブラシノステロイド生合成遺伝子欠損体においても、プライミング処理による本来の発芽促進効果が維持されていたことから、プライミングによる発芽促進効果と長命種子の両立は可能であると考えられます。 本研究の成果は、ブラシノステロイドの生合成阻害剤を用いた新たなプライミング技術として、特許申請しています。今後、ブラシノステロイドによる種皮の透過性促進作用について詳細な分子メカニズムを明らかにすることは、新たなプライミング技術の開発や、育種的な種子発芽に関する形質の改良、種子の流通・保存時のコスト削減などを実現し、種苗産業への貢献につながると期待できます。.

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